女性看護師は、キャリア構築について就職する時からよく考えておくことが大切だ。
ライフプランを考えた時、結婚生活を送ろうと考えるなら、育児をする生活について考慮しなければならないからである。
離職をして育児に専念するか、育児休暇を取ってからは保育園に預けて働くかは考え方次第だが、どちらを選ぶにしても育児をしている間はキャリア構築が難しくなりやすい。
特に離職することを想定している場合には、数年間に渡って看護師として働くことができない可能性が高いと覚悟する必要がある。
また、ライフプランを考え始めた当初は離職をしないつもりでいても、子供が生まれてみると可愛くなって育児に専念しようと考える女性も多い。
そのため、再就職して働きたいと考えた時に職場を探しやすいよう、キャリア構築を行っていくに越したことはない。
結婚までか妊娠時期までを目安にして、将来的に仕事を獲得しやすいように十分な経験を積むことがまず必須である。
少なくとも3年間は現場経験を積んでおくのが望ましく、その程度で仕事が板についているのでブランクがあっても簡単な仕事から従事できるようになりやすい。
それによって広い求人から仕事を選ぶことができるようになり、育児を終えてからもやりたい仕事を選んで従事できる可能性が高まる。
また、十分にキャリア構築を行っていれば高い待遇で受け入れてくれる職場もあるため、給与面からもやりがいのある仕事を獲得できると期待できるようになる。